ハマブン句会 投句箱

投句数はひとり5句まで
兼題俳句をひとつずつ入れてください
投句後の編集はできません。

新規書き込み
新しい記事から20件ずつ表示します。

12月11日(日) 15時57分56秒    箱の住人    季重なり

今回の兼題は「小春日和」と「星」でした。12月8日の選句の会で、選者さんからご指摘が多かったのは季重なりでした。

雪の嶺翔け上がるかや天狼星
「雪」と「天狼」(シリウス)が冬の季語になるそうです。

遠き場所星ふる夜は冬の月
「星ふる」が流星とするなら秋の季語、「冬の月」と季重なりになってしまう可能性があるとの事です。

天からの光通信秋夜長
「秋」と「夜長」が秋の季語になるそうです。

ぬくぬくし老猫ひざに小春かな
「ぬくし」が春の季語、「小春」が秋の季語だそうです。

枯れ枝に光灯りし星づく夜
「枯れ枝」が冬の季語、「星づく夜」が秋の季語ということでした。

どれが季語か、判断するのは難しいですよね。以前選者のお一人に、一つ一つの言葉を歳時記で調べた方がいい、とアドバイスをいただきました。
箱の住人は季重なりどころか、無季語の句を何度も投句した経験があります。
歳時記、一冊は必要ですね。


12月11日(日) 10時52分18秒    箱男    11月選者の兼題句

11月選者の兼題句です。

12月11日(日) 10時50分30秒    箱男    11月入選句

11月の入選句です。おめでとうございます。

12月10日(土) 23時43分22秒    箱の居候    11月投句の投票結果

12月1日(木)〜8日(木)までに投票されました集計結果を発表致します。

1位 5票1句  山粧う湖底に眠るナウマン象 
2位 3票3句  玉虫の光を纏いタゲリ立つ
        枯木星鈴懸の実の降りさうな 
        雪の嶺翔け上がるかや天狼星  
3位 2票4句  木の葉落ち星の饒舌聞きにけり 
        田を刈りて雀は忙し小春かな 
        冬枯れの朝に見付くる爪の星
        身ほとりに馥郁まとふ小春かな 
4位1票13句 音無しに一二三本木の葉髪 
        群鴉の見張役舞ふ残り柿 
        小春日やバス待つ媼とろとろり 
        繰り返す銀杏一粒猪口一杯
          木曽駒の満天星夜子と望む 
          町の灯とおんなじ色よ枯木星 
          四阿の尺八稽古色葉散る 
          赤銅の蝕の月あり凍星も  
          枯れ枝に光灯りし星づく夜 
                  飴齧るお供の涎七五三  
               天からの光通信秋夜長 
                  懐郷の便りにこぼる小春かな    
                    星冴ゆる露天に鬼女の気配あり 

12月10日(土) 21時28分01秒    箱男    11月入選句 選者のコメント 星伸予

特選
《星冴ゆる露天に鬼女の気配あり》
星冴ゆるの季語が効いている。鬼女の気配に怖さ、想像力を掻き立てられた。ホラー映画か昔話を見ているよう 。

秀逸 
《錦秋の山並み寄せる今朝の町》
紅葉の山が空気によっては山がぐっと迫って見えることがある。日々の観察の賜物だろう。
《鈍色に光る流木冬怒涛》
鈍色に光るという表現が流木の浮き沈みを美しく表現。冬怒涛の季語と合い力強さが感じられた。

並選
《小春日や伊達の薄着をしてみむと》
小春日や、の切れがいい。ウキウキ感が出ている。伊達の薄着のおしゃれ感。してみむとの軽い感じが小春日とあっている。
《山粧う湖底に眠るナウマン象》
山装うとナウマンゾウの取り合わせがいい。生と死、多と個、など対比が面白い。対比はいくらでも浮かぶ。なにか物語が始まりそうな予感。


12月10日(土) 21時14分20秒    箱男    11月入選句 選者のコメント 折山正武

特選
《山粧う湖底に眠るナウマン象》
ナウマン象の化石はけっこうあちこちで発見されている。この湖はどこでしょう。「山粧う」にナウマン象の取り合わせが新鮮。句の構成も上五で軽く切れが入り、整っていると思います。

秀逸
《小春日やバス待つ媼とろとろり》
説明不要の佳句。いかにも小春日の雰囲気が横溢しています。「とろとろり」は耳慣れしているような気もしますが、この場には似合っているでしょう。

《飴齧るお供の涎七五三》
これも説明不要の佳句。微笑ましい情景がよく解かります。句の構成も良いですね。

並選
《枯木星鈴懸の実の降りさうな》
鈴懸の花や芽は季語ですが、実は季語ではない。余韻を持たせた構成は作者の意図であろう。景がよく見える。句会では類句ありと具体的に示され、たしかにそっくりな感じがしたが、創作と信じて残すことにした。

《四阿の尺八稽古色葉散る》
四阿は普通壁がなく、尺八の音が色葉の散る外に流れてくる。紅葉としないで色葉としたのは、紅葉では鮮やか過ぎて、四阿の尺八が弱くなると思われたからだろう。賛成する。

12月08日(木) 17時52分31秒    箱の居候    ハマブン選句の会

「ハマブン選句の会」について

選句は選者が行います

11月度の「選句の会」は、12月8日(木)20:00-22:00 リモートで行います。

参加ご希望の方はmasatake_oriyama@nifty.comまで「参加希望」とメールアドレスを明記の上、お知らせください。

投句された方、されなかった方、どちらも歓迎します。          箱の居候









12月08日(木) 17時13分39秒    箱の居候    投票最終日

本日8日は投票最終日です。
まだ投票を済まされていない方は、どうぞよろしくお願い致します。

11月度の「選句の会」は、12月8日(木)20:00-22:00 リモートで行います。

*下段12月1日(木)ご参照願います。

箱の居候

12月01日(木) 22時11分26秒    箱の居候    投票箱へのご案内

11月の兼題は「小春日和」と「星」でした。今回は自由題と併せて53句の投句がありました。投句箱が締められましたので、投票箱を設置しました。53句の中からいいと思われます句を選んで投票願います。3句までです。

先ずは下に記しましたURLをクリックしますと投票箱へと進めます。
http://hamabun.x0.com/kukai-senku/

12月01日(木) 11時48分22秒    箱の住人    11 月投句一覧

お待たせいたしました。
11月月 兼題「小春日和」「星」投句一覧表 その1


① 雪の嶺翔け上がるかや天狼星  
② 田を刈りて雀は忙し小春かな  
③ 木の葉落ち星の饒舌聞きにけり  
④ てつぺんに実一つ残し冬隣  
⑤ 重力に抗ふ山芋啜りける  
⑥ 玉虫の光を纏いタゲリ立つ  
⑦ 黒き目のタゲリの誠意ここにあり  
⑧ お洒落して遠き空よりタゲリ来る  
⑨ 上着なし小春日和や家の中  
⑩ 遠き場所星ふる夜は冬の月  
⑪ マスクとるその瞬間が顔出しや  
⑫ 天からの光通信秋夜長  
⑬ 友に会ひ小春日和の街歩き  
⑭ 秋宵の雲間に覗く星一つ  
⑮ 冬うらら小首かしげてシマエナガ  
⑯ 音無しに一二三本木の葉髪  
⑰ 懐郷の便りにこぼる小春かな  
⑱ 木曽駒の満天星夜子と望む  
⑲ 小春日やバス待つ媼とろとろり  
⑳ 八十の壁越ゆる書を読む小春かな  
㉑ 星ひとつ社浮きたり近江路に  
㉒ 鳰の湖小春日和に友の顔  
㉓ 三年ぶり小春日和の喪の旅に  
㉔ うち揃い健やかなれと七五三  


12月01日(木) 11時42分08秒    箱の住人    11月投句一覧

2022年11月の投句一覧 その2

㉕ 七五三紅き志古貴も華やかに  
㉖ 星の声ひかり色々冬に入る  
㉗ せはしなく雪しずらせりシマエナガ  
㉘ 小春日や座布団の総もてあそぶ  
㉙ 錦秋の山並み寄せる今朝の町  
㉚ 赤銅の蝕の月あり凍星も  
㉛ ぬくぬくし老猫ひざに小春かな  
㉜ 燃える赤紅葉の枝葉に陽の射して  
㉝ 冬枯れの朝に見付くる爪の星  
㉞ 冬に入りて喪中の知らせけふも又  
㉟ 牡蠣御飯食べログ探す星三つ  
㊱ 枯れ枝に光灯りし星づく夜  
㊲ ミサゴ来し冬青空が戦域に  
㊳ 身ほとりに馥郁まとふ小春かな  
㊴ 凍て星のウィンク受けよ千鳥足  
㊵ 繰り返す銀杏一粒猪口一杯  
㊶ 青い目に道尋ねられ冬紅葉  
㊷ 鈍色に光る流木冬怒涛  
㊸ 初霜やルリビタキの目に星ひとつ  
㊹ 枯木星鈴懸の実の降りさうな  
㊺ 小春日や伊達の薄着をしてみむと    
㊻ 木守柿牽制し合ふ鴉二羽  
㊼ ざる菊の龍脳の香に包まれて  
㊽ 四阿の尺八稽古色葉散る  
㊾ 星冴ゆる露天に鬼女の気配あり  
㊿ 群鴉の見張役舞ふ残り柿  
51 飴齧るお供の涎七五三  
52 山粧う湖底に眠るナウマン象  
53 町の灯とおんなじ色よ枯木星  


12月01日(木) 00時11分27秒    箱の住人    箱が締まりました

投句箱の蓋が締まりました。
11月は53投句を頂きました。
沢山の投句をありがとうございました。

投句一覧は後ほど掲示板に載せます。


11月29日(火) 23時35分42秒    団栗    兼題

町の灯とおんなじ色よ枯木星

11月29日(火) 22時27分48秒    中山みどり    鴉

群鴉の見張役舞ふ残り柿
飴齧るお供の涎七五三
山粧う湖底に眠るナウマン象


11月29日(火) 22時23分27秒    中山みどり    無題

星冴ゆる露天に鬼女の気配あり

11月29日(火) 22時02分41秒    碇久枝    無題

小春日や伊達の薄着をしてみむと
木守柿牽制し合ふ鴉二羽
ざる菊の龍脳の香に包まれて
四阿の尺八稽古色葉散る

11月29日(火) 21時59分23秒    碇久枝    無題

枯木星鈴懸の実の降りさうな

11月29日(火) 18時55分57秒    つぐみ    兼題 星

初霜やルリビタキの目に星ひとつ

11月29日(火) 12時11分17秒    しどろもどろ    銀杏一粒

身ほとりに馥郁まとふ小春かな
凍て星のウィンク受けよ千鳥足
繰り返す銀杏一粒猪口一杯
青い目に道尋ねられ冬紅葉
鈍色に光る流木冬怒涛

11月29日(火) 08時13分25秒    弾機    雑詠

ミサゴ来し冬青空が戦域に

[前のページ] [次のページ]
管理者パスワード