投句数はひとり5句まで
兼題俳句をひとつずつ入れてください
投句後の編集はできません。
11月13日(日) 15時21分35秒 桃一 星 自由[前のページ] [次のページ]
木の葉落ち星の饒舌聞きにけり
てつぺんに実一つ残し冬隣
重力に抗ふ山芋啜りける
11月10日(木) 09時13分42秒 桃一 星 小春日
雪の嶺翔け上がるかや天狼星
田を刈りて雀は忙し小春かな
11月08日(火) 20時47分19秒 箱の娘 11月の投句箱
箱の蓋が開きました。
たくさんの投句をお待ちしています。
11月08日(火) 20時44分47秒 箱の娘 11月の兼題
兼題写真
11月08日(火) 14時45分34秒 箱の居候 ある秋のスケッチ
「四阿に空き缶ころり秋惜しむ」 少し前に、目の前の紅葉した風景の中に建つ四阿(東屋)にて、そのドリンク缶を手にしていた人がいたのかもしれないという情景が想像されました。作者は空き缶が転がっているだなんて少しお行儀が悪い表現ですね、とも言われましたが、清々しそうに応えられたので、手にしていた主ですが、初々しい若者の息吹を想像されていたのではと思いました。鑑賞された方の感想によっても違ったバージョン風景が伝わってまいりました。既に人はいなく、空き缶のみがコロンコロンと風にたゆ立っているのかと思うとフゥッとため息が出ました。
11月08日(火) 12時13分26秒 箱の住人 無題
今回の兼題は「秋惜しむ」と「影」でした。11月4日の選句の会でご指摘があった句です。
行く秋やガンダムの影海に落ち
「ガンダム」が横浜の山下ふ頭にある像なら、「ガンダム像」にした方がよいとのご指摘がありました。
行く秋やガンダム像の海に影
にしてはどうか、と添削していただきました。
はっきりガンダムの姿が浮かびますね。
ということは、「クラーク」は、やはり「クラーク像」としなければ、その場の光景が思い浮かばないことを学びました。
11月07日(月) 20時19分35秒 箱男 選者の兼題句
10月選者の兼題句です。
11月07日(月) 20時15分57秒 箱男 10月入選句
10月入選句です。
おめでとうございます。
11月07日(月) 15時38分44秒 箱の居候 投句の投票結果
≪皆さまが選んだ10月投句の投票結果です≫ 選者の選んだ句と共にご参照下さいませ。
選句会にて、句作りの基本的留意点、新たな発見へと多々気付かされました。
* 印字の乱れ、お詫び申し上げます。箱の居候;小林(初心者)
1位4票2句 影伸びて地蔵の裾に柿一つ 蟷螂や一脚残し世を継なぐ
2位 3票1句 しづやしづ面影古都に月今宵
3位2票11句 秋惜しむ道行く子らの影長く 四阿に空き缶ころり秋惜しむ
銀杏の実よける可笑しな足捌き 別れ路や赤蜻蛉の行く方へ
辻角の大きな影や暮れの秋 捨案山子連れて帰ると泣く子かな
梅擬ゆるりはらりと葉つぱ脱ぐ ここかしこ又ここかしこ茸狩る
朝市の仔牛無邪気や一位の実 掃き清む髪に作務衣に金木犀
「土曜日に抜きます。どうぞ」千寿菊
4位1票14句 入日影予告なく聞く金木犀 窓越しの決して届かぬ秋の空
空の影利根の川面に鰯雲 秋惜しむ今朝の丹沢薄化粧
秋深し無縁仏に香火焚く 秋うらら影を踏みけり帰り道
滔々と白雲ながる秋惜しむ 秋惜しむ雲の流れのセレナーデ
ケケケとや青啄木鳥啼きぬ小さき庭 名月や車止め見ずすっ転び
黒葡萄僅かな余白染めにけり 秋寂の灯の揺らめきに影笑ふ
人肌の酒の染み染み秋惜む 今は居ぬ人の気配に秋惜しむ
11月06日(日) 23時00分11秒 箱男 10月入選句 選者のコメント 芦野信司
特選
《四阿に空き缶ころり秋惜しむ》
行儀の悪い四阿の訪問客が飲み干した空き缶が転がっているだけの句。秋以外の季節でも成立するような気がするが「秋惜しむ」との取り合わせで、いい雰囲気が出た。ころりと落ちている空き缶の軽い音が聞こえそうだ。四阿から見る秋の風景も心地よいに違いない。
秀逸
《空高し大きな影は観覧車》
秋晴れの清々しい空の大きさを兼題の「影」を使って見事に表現。筆者は「影は」より「影の」の方が説明的でなく感覚的になると思うがいかがだろうか。
《別れ路や赤蜻蛉の行く方へ》
人生の岐路に立たされて迷うという重い意味の「別れ路」を想像してしまう上五。それが一転して赤蜻蛉任せの道選びになってしまう。その飄々とした気分に俳味があって心地よい。上五を「や」で切ってしまうより「を」でつなげた方がより飄逸感が出ると思う。
並選
《富士白し新霊園の返り花》
富士は難しい句材。帰り花を取り合わせただけならカレンダーの写真になりそうな凡庸な風景だ。でも「新霊園」を加えると「新」と富士の白が呼応し「霊園」と返り花が呼応して不思議に爽やかだ。
《柿の実の光る一枝捧げもの》
ずばり自然の不思議がもたらす豊かさに対する感謝と畏敬の句。
11月06日(日) 22時57分19秒 箱男 10月入選句 選者のコメント 荒井理沙
特選
《影伸びて地蔵の裾に柿一つ》
兼題の「影」が程好く使われていて それによりお地蔵様の裳裾の緩やかさを感じる。この柿の際立った色艶も想像出来る。下五に季語の存在感が確りと納まっている。
秀逸
《蟷螂や一脚残し世を継なぐ》
交尾を終えた雄が雌に食われ一脚が食べ残されている。蟷螂の生態を踏まえ「世を継なぐ」とは見事な落ちである。
《梅擬ゆるりはらりと葉つぱ脱ぐ》
葉を落とすと言うありふれた表現を仕勝ちであるが「脱ぐ」により まるでゆっくり服を脱いでいる様が想像される。
並選
《黒葡萄僅かな余白染めにけり》
大きく実った葡萄棚を見上げると そこに有る余白に濃い色素が滲んでるとの句意に天晴れと称賛したい。
《四阿に空き缶ころり秋惜しむ》
心無い人の置き土産でなく作者が飲み干し転げた缶をそっと拾い上げたと思いたい。なぜならば格調高い句として頂きたいからである
11月02日(水) 09時15分36秒 箱の居候 投票してください
10月の兼題は「秋惜しむ」と「影」でした。今回は自由題と合わせて秋にちなんだ47句の投句がありました。
投句箱を締めて投票箱を設置しました。
先ずは、下に記しましたURLをクリックすると投票箱の画面になります。
http://hamabun.x0.com/kukai-senku/
11月01日(火) 08時08分45秒 箱の住人 無題
2022年10月の投句一覧 その1
10月 兼題「秋惜しむ」「影」 一覧表
① ケケケとや青啄木鳥啼きぬ小さき庭
② 秋惜しむ木守り様の野鳥かな
③ 影伸びて地蔵の裾に柿一つ
④ 蟷螂や一脚残し世を継なぐ
⑤ 腕伸ばし上目使いの燈火かな
⑥ 燕去り鴉ぽつねん止まりをり
⑦ 空の影利根の川面に鰯雲
⑧ 満月や団子も食べり秋惜しむ
⑨ 山越えて達成感や秋の夜に
⑩ 秋うらら影を踏みけり帰り道
⑪ 人肌の酒の染み染み秋惜む
⑫ 捨案山子連れて帰ると泣く子かな
⑬ 秋寂の灯の揺らめきに影笑ふ
⑭ 今は居ぬ人の気配に秋惜しむ
⑮ 辻角の大きな影や暮れの秋
⑯ 黒葡萄僅かな余白染めにけり
⑰ 朝市の仔牛無邪気や一位の実
⑱ 窓越しの決して届かぬ秋の空
⑲ 柿の実の光る一枝捧げもの
⑳ 銀杏の実よける可笑しな足捌き
㉑ 梅擬ゆるりはらりと葉つぱ脱ぐ
㉒ 四阿に空き缶ころり秋惜しむ
㉓ 行く秋やガンダムの影海に落ち
㉔ 滔々と白雲ながる秋惜しむ
11月01日(火) 08時02分29秒 箱の住人 無題
2022年10月の投句一覧 その2
㉕ 影薄きまま朽ち果てむ捨案山子
㉖ 秋惜しむ道行く子らの影長く
㉗ 秋惜しみみなみのうお座見え隠れ
㉘ 入日影予告なく聞く金木犀
㉙ 秋惜しむ雲の流れのセレナーデ
㉚ 秋時雨廣く互りし束の間の虹
㉛ 九回の好機併殺秋惜しむ
㉜ 空高し大きな影は観覧車
㉝ 暮の秋訃報増しゆく団地かな
㉞ 天高しさやかに響く今日の笛
㉟ 名月や車止め見ずすっ転び
㊱ しづやしづ面影古都に月今宵
㊲ 身に沁むや追記訃報の走り書き
㊳ 秋深し無縁仏に香火焚く
㊴ ここかしこ又ここかしこ茸狩る
㊵ 別れ路や赤蜻蛉の行く方へ
㊶ 古りてなほ深刻度増す秋思かな
㊷ 秋高しテラスの影に鳩来たる
㊸ LED信号工事秋の影
㊹ 秋惜しむ今朝の丹沢薄化粧
㊺ 掃き清む髪に作務衣に金木犀
㊻ 富士白し新霊園の返り花
㊼ 「土曜日に抜きます。どうぞ」千寿菊
11月01日(火) 01時08分33秒 箱の住人 無題
投句箱の蓋が締まりました。
10月は47句の投句を頂きました。
沢山の投句をありがとうございました。
投句一覧は後ほど掲示板に載せます。
10月31日(月) 21時25分21秒 碇久枝 返り花
LED信号工事秋の影
秋惜しむ今朝の丹沢薄化粧
掃き清む髪に作務衣に金木犀
富士白し新霊園の返り花
「土曜日に抜きます。どうぞ」千寿菊
10月31日(月) 19時55分07秒 想夫恋 兼題
秋高しテラスの影に鳩来たる
10月30日(日) 15時52分33秒 弾機 自由詠
古りてなほ深刻度増す秋思かな
10月29日(土) 21時57分16秒 右往左往 兼題&自由句
しづやしづ面影古都に月今宵
身に沁むや追記訃報の走り書き
秋深し無縁仏に香火焚く
ここかしこ又ここかしこ茸狩る
別れ路や赤蜻蛉の行く方へ
10月29日(土) 12時27分53秒 漣 自由題
名月や車止め見ずすっ転び