ハマブン句会 投句箱

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10月11日(火) 17時05分13秒    桃一    秋惜しむ  影

秋惜しむ木守り様の野鳥かな
影伸びて地蔵の裾に柿一つ
蟷螂や一脚残し世を継なぐ
腕伸ばし上目使いの燈火かな
燕去り鴉ぽつねん止まりをり

10月11日(火) 14時21分14秒    つぐみ    自由題

ケケケとや青啄木鳥啼きぬ小さき庭
青啄木鳥(アオゲラ) 小さき(ちさき)

10月10日(月) 22時13分57秒    静御飯    兼題

空の影利根の川面に鰯雲

10月10日(月) 18時26分57秒    ほし    豚骨さま チロリン村さま

豚骨さま おめでとうございます。直しの「床屋の前の」は説明っぽいかなあと悩みました。チロリン村さま おめでとうございます。二句入ったのですね。
 秋の灯に句は本当に惜しかったです。芋虫の句はよく観察されていると思いました。
先日のハマブン句会で
 人気なき本殿つつむ彼岸花
 本殿は神社、彼岸花は仏教だが、混在していいかという疑問がありました。その場でははっきりとした答えは出なかったと記憶しています。(記憶違いならごめんなさい)
私の所属の主宰に聞いたところ「彼岸花はどこでも咲いているから問題なし」だそうです。
人気のない本殿を包むように咲く彼岸花。景が綺麗ですね。いい句だと思います。


10月10日(月) 12時28分24秒    元箱の番人    箱の旅人様

もったいないお言葉、ありがとうございます。
ハマブン句会が開かれた場所で、切磋琢磨できる、憩いの句会であって欲しいと願っております。
これからも投句させて頂くと思います。よろしくお願いします。

10月10日(月) 08時55分32秒    箱の旅人    ありがとうございました

箱の番人さん、ありがとうございました。箱の立ち上げ、維持運営には人知れずのご苦労があったものと思います。番人さんの頑張りがなければとても箱は育たなかったでしょう。季節を感じる大切さ、文語の世界への誘い、なにより仲間と作品を巡る意見交換。残りわずかとなった人生を彩っていただきました。お疲れ様でした。感謝の思いでいっぱいです。

10月08日(土) 19時36分08秒    箱の住人    10月の投句箱

箱の蓋が開きました。
沢山の投句をお待ちしています。

10月08日(土) 19時34分57秒    箱の住人    10月の兼題

A 秋惜しむ  
B「影」影と言う字を使ってください。
影絵 影法師 陰影 影踏み など

10月08日(土) 14時24分01秒    元箱の番人    選句の会にて

ハマブン句会の箱の番人をしていた山中です。これまでお世話になりました。引き継のために今回選者の会に出席させていただきました。その場でも俳句作りのコツのようなものを教わりました。
助詞の使い方、「特に最後は助詞で終わらない方が良い」と言うことを教わりました。
「知人の死何も変わらぬコスモスが」のように「が」で終わるのではなく、
「友逝くや何も変わらぬ秋桜」または「友の訃や何も変わらぬ秋桜」のように体言で終わっている方がびしっと決まり、句の納まりがいいそうです。
また、上五と下五に三文字の漢字で中七をはさむ作りになっている句
それを「観音開き」と言うそうで、あまり好まれないのだとか…
投票箱では、一般の人からの支持が高かった
「不登校コスモス戦ぐ遊歩道」
というこの句も厳しい選者の目から観ると選から外れてしまうのですね。

10月08日(土) 12時40分30秒    箱の住人    選者の兼題句

9月の当番選者のお二人に兼題で作っていただきました

10月08日(土) 12時38分08秒    つぐみ    チロリン村様

二句も入賞されましたね。おめでとうございます!芋虫の句は観察眼が鋭くて、芋虫を見る目に愛情を感じ、楽しくなりました。
黄蝶の句は薄ピンクや濃いピンクのコスモスの畑を絡み合いながら飛ぶ黄色い蝶々が、それだけで満足しているようで、コスモス畑はあの蝶達にとって宇宙なのだろうなあ…と思ったのですが、選句の会ではコスモスと宇宙があまりにも語呂合わせ的なのでダジャレっぽく感じられたようです。再度挑戦です。ありがとうございます。

10月08日(土) 10時13分17秒    チロリン村    選者様へお礼

 星様 芋虫と秋の灯の句を入選させて頂き、ありがとうございました。
とても嬉しく、そして大変勉強になりました。
 芋虫の句は、アゲハ系幼虫で親指ほどの丸々肥えた薄緑色の芋虫でした。気持ちが悪いので葉の付いた枝を少し揺すると
丸々肥えているせいか、コロンと葉から落ちた光景があまりにもユーモラスでしたので何とか句にしてみました。

10月08日(土) 09時36分44秒    チロリン村    つぐみ様へ

つぐみ様 コスモス畑の句鑑賞させて頂きました。
いろいろ想像の世界を感じることが出来て明るく楽しい句ですね。
 例えば、「黄蝶ふたつ」では、深読みして黄蝶ひとつが黄色の花に飛び交っているのを表現しているのかなとか。
コスモス畑の中にしゃがみ空や回りを見て異次元の空間を感じるのかなとか
畑の中は立入禁止なので望遠鏡か何かで覗いた小宇宙を表現しているのかなとか。
などなど私なりに想像すると、とても楽しくなります。
そんな訳でつぐみ様、確かに楽しさ頂きました!有り難うございます。

10月08日(土) 09時27分11秒    山中直美    2022年9月の入賞句

9月の入選俳句です。
これまで箱の番人としてハマブン句会の運営に関わってまいりました。この度、会を辞めることになり、ほかの句会のメンバーが仕事を分担して運営していただけることになりました。
これからも、ハマブン句会をよろしくお願いします。

10月07日(金) 22時49分43秒    豚骨    ありがとうございます

星様、この度は特選をいただき恐縮しております。
中七ですが、「床屋の前の」そうですよね、それが出て来ませんでした。
勉強になりました。ありがとうございます。

10月07日(金) 18時54分04秒    箱の居候    投票箱

皆さんから投票で選ばれた句の結果発表です。
同率1位 4票
芋虫の肥えて葉裏に落ちにけり
不登校コスモス戦ぐ遊歩道
同率2位 3票
秋桜総身に雫かがやかす
繰り返し吹くひと節や赤とんぼ
同率3位
この秋もすだち届きて秋刀魚買う
マスク取れば紅き口紅金木犀
鰯雲店仕舞ひの古本屋
秋深し夜話続く旅の宿
黄蝶ふたつコスモス畑の宇宙かな

選者のかたが選んだ句と同じ句もありますが、選ばれなかった句もありますね。
どうして選ばなかったのか、選句の会に参加されると、その辺が「なるほど」と判って面白いですよ。

10月07日(金) 17時06分17秒    箱の住人    9入選句 選者のコメント 星伸予

特選
《コスモスや理髪店のねじり燈》
理髪店の店先にある赤と青のぐるぐるはサインポールと言うらしい。味気ない名前だし俳句には向かない。ねじり燈が世間に認知されているかは別だが、想像は着く。店先にコスモスが植えられているのか、またはコスモスの陽気に髪をさっぱりさせようかと出かけたのか。コスモスやの切れがいい。但し中六なのが惜しいところ。「床屋の前」のではどうか。中六にもかかわらず、特選にしたのは、ねじり燈に作者の工夫が感じられたからである。
秀逸
《秋澄むや顔作るまで待てと言ふ》
秋澄むは、空気が澄み眼に入るものすべてが鮮やかに見える。同時に耳に入るものすべてがはっきりと聞こえるようになる。「お化粧が済むまで待って!」それはパートナーの声なのか。季語の使い方がいい。この句も上五の切れが効果的。さらに「待て」に逆らえない作者のおかしさもある。
《芋虫の肥えて葉裏に落ちにけり》
「けり」の詠嘆が効いている。「あー落ちちゃった……」がよく分かる。芋虫をよく観察した句だと思う。
並選
《秋の灯の里の車窓に点てんと》
「秋の灯や郷の車窓に点てんと」なら特選にした。秋の灯と点てんが寂しさを出していい。
《秋灯下祖父の残した俳句本》
口語の句ならこれで良い。文語だと残しし。型がしっかりしている。


10月07日(金) 17時04分35秒    箱の住人    9月選者のコメント 折山正武

特選
《交番の揺るる半旗や秋桜》
今は安倍元総理のことと思うが、時間がたてば誰のことであっても構わないでしょう。半旗というイメージ、それを補強する交番と秋桜のイメージ、作者は作者なりに鑑賞者は鑑賞者なりに解釈すればいい。「揺るる」に半旗と秋桜が重なる。弔意と秋桜のバランスが良いと思う。言葉遣いによどみがなく、動詞一個に後は名詞と助詞で形よく納まっている。
秀逸 
《コスモスや風一陣を受け流し》
コスモスと風はつきものというイメージもあるが、一瞬走った強風が印象的。強い風に対して連用形で「受け流し」という柔らかい表現も良い。爽やか且つ優美な感性を思った。
《マスク取れば紅き口紅金木犀》
マスクをすると口紅をつけないという話を聞いたことがある。マスクに紅がついてしまうからか、それとも単なる面倒だということか。この景を見た作者の一寸した感動が句になったのであろう。口紅の色と金木犀の色さらには薫りが彷彿とする。ともあれ今の世相を詠まれた。将来コロナが忘れられたとしても、色落ちない句だと思う。
並選
《秋深し夜話続く旅の宿》
俳句の作り方の一典型である。「秋深し」で軽い切れを入れ、中七下五で景を置く。景の傍らには地酒の徳利が見える。共感する人が多いのではなかろうか。
《結界に止まれ止まれと石たたき》
結界は仏教用語であるが、ここは単なる領分という意味で遣っていると思う。石たたき即ちセキレイが嘴で石を叩きながら「こっちへ来るな」と闖入者に注意をしている。「止まれ」のリフレインがその気持ちをよく表現している。

10月02日(日) 18時22分00秒    箱の住人    10月からはこちらの投句箱へ

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10月01日(土) 18時43分48秒    箱の番人    2022年9月の投句一覧 その2

㉕ 終活の本に目のいく秋の暮   弾機
㉖ 繰り返し吹くひと節や赤とんぼ  銀竹
㉗ 桔梗生け本心なりとは云へぬまま  プリズム
㉘ 秋の宵深まる世界本を手に    静御飯 
㉙ 峻路なり風とコスモス我背押し  静御飯
㉚ 人気なき本殿つつむ彼岸花    静御飯
㉛ 結界に止まれ止まれと石たたき  青息吐息 
㉜ 芒添ふ竹馬の墓よ又来るよ    青息吐息
㉝ 秋夕焼にはかに白球染め挙げる  青息吐息
㉞ 草紅葉さやぐ本陣跡にかな    青息吐息
㉟ 丁寧なコスモス押し葉誰が為に   青息吐息
㊱ 秋の宵いつか来たみち辿る道    次郎吉
㊲ この秋もすだち届きて秋刀魚買う  次郎吉
㊳ 秋灯下祖父の残した俳句本     次郎吉
㊴ コスモスや風一陣を受け流し   黒風
㊵ 秋暑し騙されたふり頼まるる    碇久枝
㊶ 秋澄むや顔作るまで待てと言ふ   碇久枝
㊷ 教室で食べるおにぎり運動会    碇久枝
㊸ マスク取れば紅き口紅金木犀    碇久枝
㊹ コスモスや半旗の低く揺れてをり  碇久枝
㊺ 騙されたふりの役者や秋の朝  中山朝陽
㊻ 交番の揺るる半旗や秋桜    中山朝陽
㊼ 名月や追ひつ追はれつ遊水池  中山朝陽
㊽ コスモスは秋の主役?吾紅   ジュリア
㊾ コスモスや理髪店のねじり燈  豚骨



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