ハマブン句会 投句箱

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04月01日(水) 14時19分35秒    箱の住人    句がない方

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kukaibako2023@gmail.com


04月01日(水) 14時17分01秒    箱の住人    一覧表

お待たせしました。3月は92句の投句をいただきました。ありがとうございます。

2026年3月 兼題「風光る」 一文字「方」      一覧 その1

1.春の暮行方知らずの夢を追い
2.風光る散歩をしたるダンゴムシ
3.足伸ばし腕を枕の日永かな
4.来し方やふと叫びたき菜種梅雨
5.吾子握る揺れる野の花風光る
6.卒業やあつちむいてほいもちりぢりに
7.亀鳴くや愚問愚答の繰返し
8.強面のおじさんスキップ風光る
9.風光るまだ名もなき日始まりぬ
10.春霖や明るひほふへ向く赤子
11.春蝶のコツリ額を打ちて過ぐ
12.家を出て方向迷う春風に
13.恋猫に邪魔されてなほ今一句
14.とりどりに水面を揺らし風光る
15.遥拝の日高山脈風光る
16.筑波山りんりんロード風光る
17.函館や止む気配なき花の雨
18.ランナーの淡き輪郭風光る
19.いつまでも寄り添ふ花穂二人静
20.うららかや今日は昭和のナポリタン
21.郵便の赤きバイクや風光る
22.風光るふたりの靴の並ぶ朝
23.春暁の月に託せし世の行方


04月01日(水) 14時15分05秒    箱の住人    一覧表

2026年3月 兼題「風光る」 一文字「方」     一覧 その2

24.春潮やニライカナイの方角へ
25.四畳半朧の月を見上げた日
26.自転車のベルは新調風光る
27.鳥雲に行方の知れぬコレクション
28.焦げ茶からパステルカラー春の山
29.桜散るいもむしつまみ子のように
30.木の根開く樹木の息と吾の息と
31.方丈に朧の月の灯りかな
32.駅メロにサザンが続く風光る
33.逃げ水や少女の恋の儚さも
34.卒業子明日は勤めのスーツかな
35.春泥や半歩歩きの白き足袋
36.風光るチンドン太鼓たけなはに
37.トラクターの轍の深く春の雲
38.終電の小雨に濡るる朧かな
39.ホーホケキョ嘘も誠も方便か
40.老犬の眠れるバギー春の風
41.母と子の七里ガ浜や風光る
42.航跡の伸びゆく先よ春の果
43.風光る引越し箱の軽き午後
44.ぼた餅を手向け妣に訊く彼方の地
45.コロコロとパンをこねる風光る
46.花吹雪演出につけ貴方待つ
47.広い空Ⅴ字の雁の群れが行く
48.あらぬ方見て見ぬふりを四月馬鹿


04月01日(水) 14時13分05秒    箱の住人    一覧表

2026年3月 兼題「風光る」 一文字「方」     一覧 その3

49.予後の師の舌鋒楽し風光る
50.三分咲き川面にゆれる提灯火
51.春昼や漁を終へたる舫ひ船
52.春霞タンカー来たる今治に
53.その坂を越えて立つ丘風光る
54.賑ひしお散歩車風光る
55.玄関に桜乙女のある癒やし
56.積ン読の増ゆる方丈春炬燵
57.老桜公園で読む『方丈記』
58.構へよし幼の球児風光る
59.蝶々の行方知らずや海の上
60.武力より平和を願う春夕焼
61.佐渡の冬語る夫婦に風光る
62.芽柳の風に流れる水面かな
63.ブッセの幸住むや彼方の山笑ふ
64.さよならの方程式を春に解く
65.まつすぐに長き息吐く石鹸玉
66.風光る洗濯物の白やわら
67.木の葉無き銀杏通りや卒業す
68.雨上がり雲も流れて風光る
69.方言やわからぬ意味の春隣
70.残雪を散らす梢や群雀
71.早々と灯のともるなり雛の家
72.争いのなき道標風光る
73.春惜む方向音痴の二人旅

04月01日(水) 14時09分49秒    箱の住人    一覧表

2026年3月 兼題「風光る」 一文字「方」    一覧 その4

74.春惜しむ名残の空を瓶詰に
75.憧れは方丈暮らし山笑ふ
76.風光るカーテン揺れて新居かな
77.春風や鳩の目閉ざす下瞼
78.方々の土筆に歓喜園児の輪
79.沈丁や惑星に吹く午后の風
80.風光る港の向こう灯台や
81.卒業の交換帳に嘘ひとつ
82.あす行くと短きLINE風光る
83.ブロック塀透かし模様に木の芽吹く
84.硝子戸を時折照らす春の雷
85.緑道を走りに走る風光る
86.ママチャリの子供の笑顔春の風
87.唐突に春の雪庇の落下音
88.ぶつからぬほどの距離感燕来ぬ
89.方程式解く蛙の目借り時
90.ヤンキーの振り向く校舎春の星
91.ふるさとの早鞆瀬戸風光る
92.大陸を見つけた島の光る風


04月01日(水) 00時08分54秒    箱の住人    無題

投句箱の蓋が締まりました。
3月も沢山の投句ありがとうございました。
投句一覧は後ほど掲示板に載せます。


03月11日(水) 20時14分33秒    箱の娘     3月の兼題

投句箱の蓋が開きました。
季題       「風光る」
詠み込み漢字   「方」 これ自体は季語ではありません。季語を入れてください。 
お一人5句
申し訳ありませんが投句後の差し替え、訂正は出来ません。
ご了承ください。
締め切りは3月31日(火)
皆さまのたくさんの投句をお待ちしています。


03月11日(水) 19時09分04秒    箱男    1月2月入選句

おめでとうございます。

03月11日(水) 19時06分27秒    箱男    1月2月入選句コメント7

【今月の入選句】
句会の運営方法:
句会参加者全員に特選一句と入選四句を選んでいただきます。特選は2点、入選は1点と得点化し、それを集計します。集計した結果の上位二句を当月の特選とし、次の上位八句を秀逸句といたします。なお、同一得点の場合の順位は、当番司会者の判断によります。
今月は以下のとおりとなりました。

特選
《海鳴りの届く能登路の余寒かな  王茶堂》
7点句でした。被災地の風景が見えてくる。海鳴りの響きが余寒と重なり、繰り返し襲ってくのは捗らない復興への思いのようだと評価されました。
《啓蟄や母校の裏の喫茶店  真以耶》
7点句でした。社会に飛び出すまえの青春の思い出の場所を懐かしがっているが、説明ではない。「啓蟄」が効いている。名詞と助詞だけですっきりまとめられていると評価されました。


03月11日(水) 19時02分32秒    箱男    1月2月入選句コメント5

秀逸
《一票の鉛筆の音春の雪  並木》
6点句でした。鉛筆の音に注意を集めたおもしろさ。軽い音に一票の価値のはかなさが表現されている。春の雪がそれを象徴していると評価されました。
《余寒かな運河に映る石の倉  真以耶》
5点句でした。「余寒かな」という言い切りと映像が一つという組み合わせ。石の倉が映るほどに静かで寂れた運河が表現されていると評価されました。作者によれば小樽運河とのことでした。
《天と地の間幽けし春氷  カケス》
4点句でした。天と地という抽象的な位置関係の中で、幽けきものは薄氷という具体物であったという対比のおもしろさが評価されました。
《山肌に馬の雪形雲一朶  王茶堂》
4点句でした。白馬岳を連想させる雪形と雲一塊りの対比のおもしろさが評価されました。
《ちゃんこ屋に男集まる余寒かな  ケーナ》  
4点句でした。ちゃんこ屋を持ってきたおもしろさ。男たちのかすかな人恋しさに余寒が似合っていると評価されました。
《石地蔵一輪挿しの余寒かな 桃一》
4点句でした。石地蔵の冷たさと一輪挿しのかすかな温みのバランスが良い。誰もが見たことのある風景だと評価されました。
《シクラメン母はホームの人気者 すみか》
3点句でした。母の幸せ感が微笑ましく、シクラメンとの取り合わせが良い。なめらかな句になっていると評価されました。
《鬼やらふ福は日誌の行間に ジャンダルム》
3点句でした。平凡な日常の中に福がある。その発見が言い止められてあると評価されました。


03月11日(水) 18時55分06秒    箱男    1月2月入選句コメント4

他の3得点句の評のいろいろ
《嘴細鴉ひとつ鳴きたる余寒かな ヒロシ》
3点句でした。普段はガーガーと連続して鳴く嘴細鴉が一つだけ鳴いたという違和感。余寒と通じる驚きがあると評価されました。
《春陰や壁の隙間のイヤリング 真以耶》
3点句でした。「春陰」は春の曇った空のこと。そこから大胆に視点が移動し、壁の隙間のイアリングがクローズアップされる。その発想のおもしろさが評価されました。
《石段の先なる鳥居山笑ふ  川上えりさ》
3点句でした。景がよく見える。鳥居の先にある山にめでたさがあると評価されました。
《欄間より漏れくる日差し百千鳥 睡蓮》
3点句でした。室内の欄間にさす春の日差しと戸外にいる多くの鳥という対比の鮮やかさが評価されました。欄間にも鳥が彫られているかもしれないという鑑賞がありました。
《すれ違ふ蓬の香る少女かな 王茶堂》
3点句でした。なぜ蓬の香りがするのかという疑問が出されました。作者は、少女が摘んだ蓬の籠を携えている情景を詠んだそうです。


03月11日(水) 18時52分44秒    箱男    1月2月入選句コメント3

2得点句の評のいろいろ
《大匙の盛塩のごと春の富士  まさひろ》
大胆な発想の面白さがある。
《西行忌南へ向かふ夜行バス  川上えりさ》
春を先取りするために南に向かうバス。旅情がある。
《肩すくめ余寒に和む手捻り碗 森音》
暖かいお茶をいただく時、寒さも味わいになる。下五は五音でおさめたいところ。
《間に合わず列車を見送る余寒かな  漣》
乗り損なった残念さは分かる。「間に合わぬ列車見送る余寒かな」の改作案が提示された。
《影映す猫の欠伸の春障子  桃一》
長閑なユーモアがある。恋猫が恋に疲れたようだ。「欠伸の」を「欠伸や」とする改作案が提示された。
《戸袋にカメムシぢつと余寒なほ  カケス》
カメムシは秋の季語なので季節の違う季重なりになる。再考が必要では。
《洋楽の長き間奏山笑ふ  浜防風》
野外音楽を想像した。一方で作者は1992年の映画『ボディガード』のホイットニー・ヒューストンの歌をイメージしたという。
《正直に言はむと思ふ余寒かな  川上えりさ》
正直に言おうとして躊躇する。身震いするのは余寒のせいか。


03月11日(水) 18時50分53秒    箱男    1月2月入選句コメント2

《銭湯の窓の隙間の春の月  ヒロシ》
景が見える。「銭湯の窓の隙間や朧月」の改作案があった。
《待つと云ふ至福の刻や春隣  ヒロシ》
理屈っぽい。恋人同士が待つ時間のことか。等の鑑賞があった。
《パソコンを閉ぢて背伸びや春の月  真以耶》
一仕事を終えた後の解放感と、それを祝うような月との取り合わせ。
《朧月間口の狭き京町家  王茶堂》
京の町屋の景が見える。
《積ン読の本をまた積み春炬燵  王茶堂》
のんびりと気が緩んだ楽しさ。
《隔絶の白白白や雪しまき  真以耶》
作者は今冬の北海道の雪の異常さに怒りを感じたとのこと。「隔絶」という強い言葉と「白」を三つ並べる表現となった。
《井戸水の細き流れの雪間かな  ケーナ》
一筋の暗い井戸水の流れが、積もった雪を表現している。
《シャケ弁に半額シール余寒かな  すみか》
「貧」を客観化した面白さ。
《引き潮に礁の見ゆる余寒かな  ヒロシ》
寒々とした景が見える。


03月11日(水) 18時48分24秒    箱男    1月2月入選句コメント1

一得点句の紹介
《擦過痕負いた口紅余寒かな  さこと》
《沈黙の間の心地よき日永かな  川上えりさ》
《夕暮れと夜の間の春一番  睡蓮》
《紅堅き梅の一枝や実朝忌  ジャンダルム》
《水鳥の間合ひ縫ひゆく番かな  桃一》
《赤開き間なしに白や梅競ふ  並木》
《北風よたまには小僧をつれてこい  まさひろ》
《せつかちを呵呵大笑の余寒かな  並木》
《寝支度の湿布貼る背に余寒かな  浜防風》
《蝋梅の香をたどり来て淵に立つ  カケス》
《梅の香よ匂い起こせよ訪ねゆく  漣》
《ひな祭り灯の揺らぎにも残る冷え  麦ちひろ》

以 上


03月01日(日) 21時51分11秒    箱の住人    句がない方

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03月01日(日) 21時47分49秒    箱の住人    投句一覧表

お待たせしました。2026年1月・2月は89句の投句をいただきました。ありがとうございます。

2026年1月2月 兼題「余寒」  詠み込み漢字「間」    一覧 その1

1.窓際の黒猫の目に桃の花
2.「カラマーゾフの兄弟」を開き余寒のカフェテラス
3.余寒かな運河に映る石の倉
4.大匙の盛塩のごと春の富士
5.擦過痕負いた口紅余寒かな
6.庭のうち間合い取り合う猫の恋
7.近道の公園抜ける雪間かな
8.うきうきと余寒の時を過ごしたり
9.西行忌南へ向かふ夜行バス
10.海鳴りの届く能登路の余寒かな
11.啓蟄や土のぬくみへ影の寒
12.肩すくめ余寒に和む手捻り碗
13.プラネタリウム出で街に余寒あり
14.余寒なほ猫の爪研ぎ休息日
15.厳寒の床踏み鳴らしゐる間合い
16.間に合わず列車を見送る余寒かな
17.天と地の間幽けし春氷
18.影映す猫の欠伸の春障子
19.アスファルト梅の花散り色模様
20.嘴細鴉ひとつ鳴きたる余寒かな
21.沈黙の間の心地よき日永かな
22.夕暮れと夜の間の春一番
23.シクラメン母はホームの人気者


03月01日(日) 21時46分26秒    箱の住人    投句一覧表

2026年1月・2月 兼題「余寒」  詠み込み漢字「間」   一覧 その2

24.戸袋にカメムシぢつと余寒なほ
25.行間に滲む思いよ春の宵
26.紅堅き梅の一枝や実朝忌
27.春陰や壁の隙間のイヤリング
28.水鳥の間合ひ縫ひゆく番かな
29.赤開き間なしに白や梅競ふ
30.洋楽の長き間奏山笑ふ
31.北風よたまには小僧をつれてこい
32.浅春や遠足の子ら鼻赤く
33.彼岸入り風の底には冬の音
34.正直に言はむと思ふ余寒かな
35.銭湯の窓の隙間の春の月
36.盆梅にうす紫の影のあり
37.山肌に馬の雪形雲一朶
38.せつかちを呵呵大笑の余寒かな
39.春疾風黒猫ひとり実家守る
40.鬼やらふ福は日誌の行間に
41.ただいまも言はず猫の子泣く納戸
42.年老いた散歩夫婦に春一番
43.若木のひよろひよろと雪間かな
44.冬景色作業の間思いけり
45.ボンタンや巣立ちの窓の春の星
46.石段の先なる鳥居山笑ふ
47.待つと云ふ至福の刻や春隣
48.欄間より漏れくる日差し百千鳥


03月01日(日) 21時45分21秒    箱の住人    投句一覧表

2026年1月・2月 兼題「余寒」  詠み込み漢字「間」   一覧 その3

49.寝支度の湿布貼る背に余寒かな
50.春浅し窓辺に残る白き息
51.新築の木の香満つる針供養
52.バレンタイン義理と人情思い出す
53.パソコンを閉ぢて背伸びや春の月
54.蝋梅の香をたどり来て淵に立つ
55.梅の香よ匂い起こせよ訪ねゆく
56.朧月間口の狭き京町家
57.鉛筆の両端削る余寒かな
58.出初式一瞬の間の足捌き
59.ちゃんこ屋に男集まる余寒かな
60.石地蔵一輪挿しの余寒かな
61.浮浪雲尋ねるように蝶の舞う
62.ブナの木に眠る生き血の余寒かな
63.一票の鉛筆の音春の雪
64.玄関のなごり三粒春の立つ
65.春の雪溶けきらぬまま午後の庭
66.積ン読の本をまた積み春炬燵
67.道譲る会釈の間に間風光る
68.余寒には新たな意志が芽生えたり
69.梅の香を求めし林に愛でる声
70.禊あと身を清めたる霙かな
71.すれ違ふ蓬の香る少女かな
72.優しさに涙のついて春の雨
73.隔絶の白白白や雪しまき


03月01日(日) 21時40分56秒    箱の住人    投句一覧表

2026年1月・2月 兼題「余寒」  詠み込み漢字「間」   一覧 その4

74.ひな祭り灯の揺らぎにも残る冷え
75.井戸水の細き流れの雪間かな
76.余寒なほ指の痺れもとれぬまま
77.つぎつぎにスノーボーダー蝶と化す
78.旅人の足も止めたる花ミモザ
79.ぬばたまの予感の軋む長廊下
80.シャケ弁に半額シール余寒かな
81.水仙や日向に集ふひとのごと
82.引き潮に礁の見ゆる余寒かな
83.迫る山火事土の間の都会熊(アーバンベア)
84.啓蟄や母校の裏の喫茶店
85.薄氷すーっと溶けてゆく時間
86.間違いと気象疑う余寒かな
87.余寒かな散歩切り上げ夕餉待つ
88.春光や湯煙そして白根山
89.みかんには間仕切り越しに団らんを


03月01日(日) 01時09分14秒    箱の住人    無題

投句箱の蓋が締まりました。
2026年2月も沢山の投句ありがとうございました。
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