ハマブン句会 投句箱

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09月12日(土) 08時53分22秒    箱の娘    9月の兼題

投句箱の蓋が開きました。
季題       「秋の蝶」
詠み込み漢字   「水」 これ自体は季語ではありません。季語を入れてください。 
お一人5句
申し訳ありませんが投句後の差し替え、訂正は出来ません。
ご了承ください。
締め切りは9月30日(水)
皆さまのたくさんの投句をお待ちしています。


09月12日(土) 08時12分55秒    箱男    7月8月入選句

おめでとうございます。

09月12日(土) 08時10分36秒    箱男    8月入選句コメント5

【今月の入選句】
句会の運営方法:
句会参加者全員に特選一句と入選四句を選んでいただきます。特選は2点、入選は1点と得点化し、それを集計します。集計した結果の上位二句を当月の特選とし、次の上位八句を秀逸句といたします。なお、同一得点の場合の順位は、当番司会者の判断によります。
今月は以下のとおりとなりました。

特選
《友眠る御巣鷹の峰銀河濃し  俳徊人》
8点句でした。読み手の友人が犠牲になったという特別な関係性がある。俳句の措辞としてまとまっているという評価でした。「銀河濃し」に作者の残念さが滲むという感想もありましたが、作者の気持ちが出過ぎているのではないかという意見もあリました。
《旧友と議論ぐつぐつ泥鰌鍋  カケス》
7点句でした。議論と泥鰌鍋が両方ともぐつぐつとしていいてユーモラスという評価でした。浅草の駒形どぜうを思い出したという感想もありました。


秀逸
《モノクロの笑顔の集ふお盆かな  桃一》
4点句でした。地方の仏間に柔和な表情の遺影が並んでいるのを思い浮かべた。モノクロが良いという評価でした。ご先祖だけでなく、生仏も一緒かも知れないという感想がありました。
《初秋や貸出本に飴の紙  真以耶》
4点句でした。飴の紙のしおりが残っていて、前に借りた人の手触り感のようなものがあるという評価でした。読書の秋が思い浮かんだという感想もありました。


09月12日(土) 08時07分52秒    箱男    8月入選句コメント4

《夏の果アリーナ席の銀テープ  真以耶》
4点句でした。舞台を盛り上げた銀色のテープがアリーナ席に落ちていて、夏の果ての叙情を感じるとの評価でした。作者は桑田佳祐のコンサートに行ったのだそうです。
《長き夜や貧しき人の子だくさん ヒロシ》  
4点句でした。大家族が狭い家でひしめいていた昭和の時代を感じさせると評価されました。「貧乏人の子沢山」という言葉もあるので、新味に欠けるという意見もありました。
《独り者土用鰻の赤ワイン  まさひろ》
4点句でした。もともと独身であるのか、配偶者と死別したのかなど、読みによって感じが変わるという評価でした。助詞「の」の用法もニュアンスが多様であり、もう少し明確にした方が良い。例えば並列なら「と」とすることも可能だいう提案がありました
《かなかなの木霊の森に迷ひこみ  カケス》
4点句でした。ミステリアスな、あるいは童話のような雰囲気があるとの感想がありました。この句も「の」のニュアンスの多様さと、「迷ひこみ」と連用形で止めているため、意味がぼんやりしてしまったのではないかという感想がありました。
《なんだかだあれど金婚虫の声 すみか》
3点句でした。結婚五十年の長い時間としんみりした虫の声の対比が効いていると評価されました。上五「なんだかだ」が手練れを感じるという鑑賞がありました。
《歩兵でも父は英霊墓洗ふ 俳徊人》
3点句でした。亡くなった父に対する尊敬と愛おしさを感じると評価されました。


09月12日(土) 08時03分09秒    箱男    8月入選句コメント3

他の3得点句の評のいろいろ
《蜩の淡き骸や風さらふ 王茶堂》
「淡き骸」と「風さらふ」が蜩に似合うと評価されました。
《蜩よ啼くな別れはあつさりと  並木》
流れが良い、心象風景のようだという感想がありました。作者は会社の人事異動が秋にあったことを思い出したようです。
《白南風や空はいささか生乾き  ジャンダルム》
「生乾き」にユーモアがある。日が差しても湿り気がある秋の気象をうまく表現していると評価されました。
《新涼や煮凝り溶ける舌の先  桃一》
「煮凝」が冬の季語であることから「新涼」との関係性に疑問の意見が出ました。しかし、作者は季重なりになることを理解した上で、作句されたということでした。
《映画館隣の席の白い服  浜防風》
「白い服」は季語の「白服」と同じだろうかという指摘がありました。
《山寺の東司に残る暑さかな 俳徊人》
山寺の便所の景は見える。措辞が良い。便所を扱っても句に品があるという評価でした。
《月夜茸ミステリーめく別荘地 すみか》
ミステリー小説めいていると評価されました。毒キノコ「月夜茸」の季語が効いているとの鑑賞がありました。


09月12日(土) 08時01分18秒    箱男    8月入選句コメント2

2得点句の評のいろいろ
《水澄むや池の深みにある魔界  真以耶》
魑魅魍魎がすむ池の雰囲気がある。京都の浄瑠璃寺を思い浮かべたという鑑賞がありました。作者によればモデルは北海道庁の池だそうです。
《蜩や走り根の階確と踏む  ジャンダルム》
作者は走り根に滑ってひどい捻挫をした経験があり、それ以来走り根には用心しているそうです。
《窓に来て入れてくれろと秋の蟬  並木》
蝉が夏を惜しんでいる様子が出ている。
《かなかなと生樹の御門くぐりたり  睡蓮》
「生樹の御門(いききのごもん)」は、今治市にある楠の大木の根元が空洞になっていて、そこを通って神社に参拝するということで付けられた名前だそうです。
《空元気みせて断ち切る負の秋思  並木》
「負の」は不要だろう。『秋思かな』では?」との提案がありました。
《角打ちや見知らぬ人と夏惜しむ  ヒロシ》
サラリーマンの気持ちが伝わる。
《ひと恋うてやがて空しき風の色  王茶堂》
秋の空をぼんやり眺めている様子だ。
《空と我手を振り合ふやブロツケン  桃一》
作者が日本アルプスの常念岳に登山した時の実景。丸い虹の中に立つ自分の影を見たという。
《ちちはははともにおはすや新盆会  並木》
生き残っていた夫婦の一人も亡くなり、天国でやっと再会したのだろう。


09月12日(土) 07時58分37秒    箱男    8月入選句コメント1

一得点句の紹介
《蜩の声を吸い込む昏き洞  さこと》
《駅前の空車が二台雲の峰  ケーナ》 
《カーテンを空ろに上る夜の蜘蛛  ヒロシ》
《空っぽの鎧の主や秋の蝉  森音》
《蝉時雨合わぬ周波数のラヂオ  浜防風》
《吟行の列に遅れよ空高し  真以耶》
《蜻蛉舞う空を見上げて燥ぐ児等  静御飯》 
《大空を色なき風の渡りけり  カケス》
《蓮池やハヤシライスの精養軒  すみか》
《震災忌鷹取山の磨崖仏  ヒロシ》
《かなかなや未完のままの日記帳  桃一》
《朝顔や長屋の路地のゆきどまり 王茶堂》
《閑居なんて絵空事だよ捨案山子  並木》
《夏の果連絡船の笛細る  王茶堂》
《焦げ色の中空土偶炎暑かな  浜防風》
《蜩や食パンで消す炭の線  ケーナ》
《秋暁に幅跳び競う庭雀  さこと》
《空海展出で長安の秋思ふ すみか》
《盆用意小さき仏壇届きたり   睡蓮》
《秋空を寝転び見つむ高校生 静御飯》
《早六年老人ホームの秋の空  睡蓮》
《円空仏の微笑それぞれ秋気澄む  ジャンダルム》
《ビール手に女子会恋の空騒ぎ 俳徊人》
《野外席右側通行の晩夏  真以耶》

以上

09月02日(水) 17時47分34秒    箱の住人    句がない方

投句一覧表に投句された句がない方はお手数ですが、
下記アドレス(箱の住人)までメールをお願いいたします。

kukaibako2023@gmail.com


09月02日(水) 17時44分59秒    箱の住人    投句一覧表

お待たせしました。7月8月は88句の投句をいただきました。ありがとうございます。

2026年7月8月  季題「蜩」 読み込み漢字「空」     一覧 その1

1.友眠る御巣鷹の峰銀河濃し
2.水澄むや池の深みにある魔界
3.蜩の声を吸い込む昏き洞
4.空足を踏んでおととと初嵐
5.蜩や走り根の階確と踏む
6.蜩やバックパック背に貰ひ水
7.駅前の空車が二台雲の峰
8.なんだかだあれど金婚虫の声
9.蜩やあぶらみんみん偲び鳴く
10.夕顔や誰か訪ふ人居られまし
11.モノクロの笑顔の集ふお盆かな
12.窓に来て入れてくれろと秋の蟬
13.蜩の淡き骸や風さらふ
14.君の瞳の奥にマニラの碧ひ空
15.誘われて肝試し後の寒さかな
16.流るるや川のせせらぎ蜩や
17.カーテンを空ろに上る夜の蜘蛛
18.夕されば蜩鳴けり宮の杜
19.空っぽの鎧の主や秋の蝉
20.蝉時雨合わぬ周波数のラヂオ
21.走馬灯たちまち巡る空の色
22.吟行の列に遅れよ空高し
23.蜻蛉舞う空を見上げて燥ぐ児等


09月02日(水) 17時43分54秒    箱の住人    投句一覧表

2026年7月8月 季題「蜩」 読み込み漢字「空」     一覧 その2

24.大空を色なき風の渡りけり
25.蜩よ啼くな別れはあつさりと
26.蓮池やハヤシライスの精養軒
27.歩兵でも父は英霊墓洗ふ
28.蜩や今日の不幸を数へけり
29.秋空へスワイプしたら雲流れ
30.震災忌鷹取山の磨崖仏
31.雷後頭上仰げば空眩し
32.かなかなや未完のままの日記帳
33.白南風や空はいささか生乾き
34.ハロ仰ぐ凛と木槿の咲きにけり
35.朝顔や長屋の路地のゆきどまり
36.緑寿越え年々冬瓜好きになる
37.閑居なんて絵空事だよ捨案山子
38.空映す大河滔々秋景色
39.ママチャリの回転上がる遠かなかな
40.蜩や時の流れを思ひ出す
41.初秋や貸出本に飴の紙
42.かなかなと生樹の御門くぐりたり
43.夏の果連絡船の笛細る
44.焦げ色の中空土偶炎暑かな
45.蜩や食パンで消す炭の線
46.蜩や手に手を取つて里を背に
47.夏の果アリーナ席の銀テープ
48.柘榴忌や髑髏を舐める乱歩


09月02日(水) 17時43分11秒    箱の住人    投句一覧表

2026年7月8月 季題「蜩」 読み込み漢字「空」    一覧 その3

49.故郷の蜩の波長途切れたり
50.空色の壁の落書き男郎花
51.長き夜や貧しき人の子だくさん
52.蜩や夢うつつなる日暮れかな
53.蚯蚓鳴く空念仏を懲りもなく
54.天割れの描きし壁画眺む秋
55.青葉木菟人世の拙を嗤ふごと
56.少し鬱秋の大空青すぎる
57.新涼や煮凝り溶ける舌の先
58.皇室の脊柱ゆらぐ白き花
59.映画館隣の席の白い服
60.サンサンと空から降るや夏景色
61.空元気みせて断ち切る負の秋思
62.蝉時雨滅びしものは美しき
63.秋暁に幅跳び競う庭雀
64.旧友と議論ぐつぐつ泥鰌鍋
65.雷の過ぎ去りし後の青い空
66.空海展出で長安の秋思ふ
67.山寺の東司に残る暑さかな
68.盆用意小さき仏壇届きたり
69.角打ちや見知らぬ人と夏惜しむ
70.空仰ぐ遠くの灯台波の音
71.鬼百合の花粉まみれし子は無邪気
72.独り者土用鰻の赤ワイン
73.蜩や星霜経たる家に棲む


09月02日(水) 17時41分58秒    箱の住人    投句一覧表

2026年7月8月 季題「蜩」 読み込み漢字「空」    一覧 その4

74.秋空を寝転び見つむ高校生
75.月夜茸ミステリーめく別荘地
76.ひと恋うてやがて空しき風の色
77.早六年老人ホームの秋の空
78.円空仏の微笑それぞれ秋気澄む
79.蜩や怠惰に生きて喜寿迎ふ
80.触れたとき蜩ふひに跳びにけり
81.かなかなの歌うは情緒不安定
82.空と我手を振り合ふやブロツケン
83.かなかなの木霊の森に迷ひこみ
84.街ピアノ猫踏ンジャッタミストシャワー
85.ビール手に女子会恋の空騒ぎ
86.ちちはははともにおはすや新盆会
87.向日葵は高く伸びて我を超す
88.野外席右側通行の晩夏


09月01日(火) 00時20分05秒    箱の住人    蓋が締まりました

投句箱の蓋が締まりました。
7月8月も沢山の投句をありがとうございました。
投句一覧は後ほど掲示板に載せます。


07月10日(金) 19時16分16秒    箱の娘    7,8月の兼題

投句箱の蓋が開きました。
季題       「蜩」(ひぐらし)
詠み込み漢字   「空」 これ自体は季語ではありません。季語を入れてください。 
お一人5句
申し訳ありませんが投句後の差し替え、訂正は出来ません。
ご了承ください。
締め切りは8月31日(月)☜ご注意を!!
8月句会なし☜
9月句会開催☜
皆さまのたくさんの投句をお待ちしています。


07月10日(金) 08時45分50秒    箱男    6月入選句

おめでとうございます。

07月10日(金) 05時52分21秒    箱男    6月入選句コメント7

【今月の入選句】
句会の運営方法:
句会参加者全員に特選一句と入選四句を選んでいただきます。特選は2点、入選は1点と得点化し、それを集計します。集計した結果の上位二句を当月の特選とし、次の上位八句を秀逸句といたします。なお、同一得点の場合の順位は、当番司会者の判断によります。
今月は以下のとおりとなりました。

特選
《夏の星やさしき奴が先に逝く  王茶堂》
6点句でした。「夏の星」の季語が活きているか否かについて、賛否の分かれる鑑賞がありました。また「奴が」を「奴は」にする提案がありました。作者から、友人が亡くなった実体験を「夏の星」に託し、自然な口語句として「が」を採用したという説明がありました。
《葉の陰にムーミン顔の茄子ひとつ  静御飯》
6点句でした。人気のある句でした。葉陰のムーミンがかわいらしく、発想が新鮮だったという評価でした。


07月10日(金) 05時50分29秒    箱男    6月入選句コメント6

秀逸
《寝転べば会へる人あり草茂る  ケーナ》
5点句でした。会える人が誰であるかは鑑賞者によって変わる。「草茂る」との取り合わせが思いがけないと評価されました。
《不器用は俺も同じだ蟇蛙  王茶堂》
5点句でした。不器用を自認する作者が、そばに寄っても動かない蟇に自らを投影している面白さが評価されました。
《絵日記に父の顔ある夏休み  すみか》
5点句でした。「絵日記」が今の子供のものか、かつて自分が子供の時に書いたものなのかで、二通りの鑑賞の仕方があると指摘されました。作者が句会に参加されていませんでしたので背景を知ることはできませんでしたが、いずれにしても味わい深いと評価されました。
《江ノ電や踏切越しの七変化  カケス》
5点句でした。俳句の王道に沿った作りで気持ちの良い句と評価されました。映像的であり「七変化」の措辞も合致しているとの鑑賞がありました。
《どの茄子も客待ちの顔無人店  並木》  
4点句でした。擬人化した茄子と無人店の取り合わせの面白さが評価されました。


07月10日(金) 05時48分38秒    箱男    6月入選句コメント5

《湧き上がるゴジラの背中夏の雲  カケス》
4点句でした。入道雲の比喩にゴジラの背中を持ってきた面白さが評価されました。ゴジラの背中で放つ雷光のような光も夏の雲めいているとの鑑賞がありました。
《立ち止まる浄土は遠き茄子のベコ  森音》
4点句でした。「茄子のベコ」が季語になり得るかで論議となりました。季語の「茄子の牛」はお盆で祖先の霊がゆっくり帰っていく姿を表しているので、句意にそっていると解釈されます。しかし敢えて「ベコ」とした理由がどこにあるのかは作者が句会に参加していなかったためにわかりませんでした。三段切れを指摘する意見がありました。
《大粒の虎が涙や荒磯松  ジャンダルム》
3点句でした。曽我物語を踏まえた句であり、古典文学への造詣を含めて評価されました。また大磯の風景が目に浮かぶと鑑賞されました。


07月10日(金) 05時42分32秒    箱男    6月入選句コメント4


他の3得点句の評のいろいろ
 (玉緒さんを偲び)
《思ふことやつてみなはれ麻衣  ヒロシ》
 京都弁のリズムと麻衣の取り合わせの良さが評価されました。前書きが無くても成立するとの意見もあリましたが、作者は勝新太郎・中村玉緒の夫婦関係を描きたかったということでした。
《家じまい面影だけの濃紫陽花  睡蓮》
寂しさが伝わると評価されました。面影だけだと濃紫陽花の季節感が弱まるという指摘もありました。作者は実際に故郷の家の家じまいをしたそうです。上五には他人には窺い知れない思いが込められているようです。
《大夕焼影のぶつかる河川敷  すみか》
この影がどういう影を想定できるかで多くの意見が出ました。子供の遊ぶ影、男女の影、サッカーしている影、夕焼が落とす雲のような大きな影、いや影は古典的には光であるので川面の反射がぶつかっているのではないか。結論は作者不在でわかりませんでした。
《君影草一人が好きと言ひがたく  真以耶》
君影草はスズランのことであり、小さな花が沢山咲くことと「一人が好きと言ひがた」いことの関係性が多様に鑑賞されました。本当はこの内の一人が好きなのだがそれが言えない。あまりに多くて一人を君とは言えない。スズランの根は有毒であることからもっと煩悩に根差した解釈もできそうだ、等。作者の発想はこのうちの二番目に近いようでした。


07月10日(金) 05時39分52秒    箱男    6月入選句コメント3

2得点句の評のいろいろ
《折れた傘立てかけられて桜桃忌  カケス》
折れた傘を捨てられない優柔不断な態度に太宰治の忌日に似合っている。
《太鼓腹油大好き茄子太郎  さこと》
油を吸った茄子が美味しそうだ。太鼓腹も三段切れも気にしない居直り感がある。
《主なき庭の片隅茄子光る  静御飯》
一隅の「光」となっている茄子が魅力だ。
《笊の上長茄子ごろり昼寝中  さこと》
茄子も昼寝も夏の季語であるという季重なりが指摘された一方で擬人化された茄子の昼寝は季語に当たらないという指摘もあり、論議になった。
《雲梯にしづく連ねる梅雨晴れ間  桃一》
「連ねる」は他動詞であり「連ぬる」と文語の自動詞にする提案、また語順を変えた「雲梯に連ぬるしづく梅雨晴れ間」の提案もあった。
《をちこちに梅雨空置きて潦  カケス》
梅雨時の風景が見える。


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